趣味の社交ダンス
                                       計装士会
                                                横山 洋一
ダンスの初心者

  音楽的センスの全くない私がダンスを始めようとしたきっかけは、フィリピン
 の火力発電所建設へ赴任した時です。
  電力庁の職員と日本のメーカー、技術者のパーティに参加した時、食事も終わ
 り音楽がかかると彼らは陽気にダンスを始め、そのステップはジルバを踊ってい
 たのでした。
  ステップの全く知らない私はただ見ているだけで、ステップが分かれば楽しく
 踊れるのに帰国したらダンス教室に行こうと思いました。
  1年後帰国してからダンスを始めようと意を決して、ダンススタジオの前まで
 行くが通行人が多くなかなか入る勇気が出ませんでした。
  たまたま、通勤時の東急田園都市線の中吊り広告に“東急カルチャーB”に社
 交ダンスがあり、早速初級クラスに入会した。
  先生から手の左右、足は左右交合に出すと説明があり、“何を言っているんだ
 子供じゃあるまいし”と思ったが、横浜の住人は少し違っていたようです。
 動けばパートナーの足を踏むし、ぶつかる、ステップを考えると左右が分からな
 くなり同じ足を2度出す等、こんな簡単なことが何故できないのかと情けなくな
 る。
  1年もやれば簡単なステップの順序は分かってきたが、問題は音楽です。
 先生からは「動かないといいね」「音楽がないといいな」と言われる始末。
 「カウントの1が取れればわかるでしょう」と言うが三拍子、四拍子の一小節の
 中の1がどこなのか音楽を聴いてもわからないのが悲しいかな現実です。
  以降音楽のわからないまま年月が過ぎて行き、CDは何枚か購入していましたが
 ラックにしまったまま自宅で聴いたことがありませんでした。
  努力せずして結果はあり得ないと思い、6〜7年前からテープ、MD、デジタルプ
 レイヤーと変わったがCD25枚以上、440〜50曲を収録して通勤の往復、昼休み時
 に毎日聴きカウント、ステップのイメージをして今ではなんとか音が取れるよう
 になり、いくらかはダンスの楽しさが分かったような気がします。

プロの個人レッスンとメダルテスト

  サークルのみでは技術的に限界があると思い、先生の渋谷教室に給料が安いに
 も関わらづ週1回個人レッスンに通うことにしました。 教室のメンバーの話な
 どを聞くと“メダルテスト”があるとの事。
  これはJBDF(Japan Ballroom Dance Federation)プロダンス連盟が年3回実施
 するアマチュア部門のテストでした。
  スタンダードとラテン種目があり両種目共に3、2、1、ブロンズ、シルバー、
 ゴールド、ファイナル、スーパーファイナル級の8階級です。
  自分の実力がどの程度か3級スタンダード種目(ワルツ、タンゴ)を受験し、最
 終的にスタンダード種目(ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイッ
 クステップ)でスーパーファイナル級、ラテン種目(ルンバ、チャチャチャ、サン
 バ、パソドブレ)でブロンズ級を取得できました。
  よく踊るブルース、ジルバ、マンボはパーティダンスで競技種目にはありませ
 ん。
  後で分かりましたが、取得の資格証の写しを添付し申請すれば地域指導員5級
 の資格が得られ、4級には学科のみ受験で(実地免除)資格が得られます。

 
地元横浜市青葉区のサークル

  メダルテストの資格も得たので地元でのんびり楽しもうと思い、インターネッ
 トで調べ青葉区のサークルに入会して4年目、メンバーも気さくな人達でダンス
 そのものが楽しくなってきました。
  入会3ヶ月後にサークルの先生から青葉区で年1回開催される田園都市杯ダン
 ス競技会に「出場しませんか」と云われサークルのメンバーを紹介されたのが開
 催1週間前のことでした。スタンダード、ラテン種目に2人のパートナーを紹介
 され、どのようなステップでやるか自分で考え、2回各30分づつ練習して新人戦
 に出場、結果スタンダード準優勝、ラテン3位で賞状とトロフィーを貰い、パー
 トナー2人は入賞したことを喜んでいました。

 
競技選手登録

  2年半前に先生から正式に競技選手登録をして各都県で開催の競技会に出場し
 てはどうかと云われ新人戦に出場したスタンダード種目のパートナーとカップル
 を組むことにしました。
 

「スタンダード優勝 左側」


  競技会はスタンダード、ラテン共各自の技量に応じて6級〜1級、D級〜A級が
 あります。(A級選手は全日本、三笠宮杯等出場のレベル)
  初めて出場したのは5級戦でスタンダード準優勝、ラテンはミスもあり6位。
 選手登録をしてからは川崎市高津区のプロにカップルで週1回個人レッスンを受
 講。現在まで両種目に優勝、準優勝などで昇級し両種目共にD級となりました。
  競技会に出場しながら、青葉区ダンス連盟の理事、各地区のダンスパーティで
 デモやアテンダント(女性のみの競技会のリーダー役)横浜市各区対抗団体戦等出
 場の依頼があり、また他のサークルの応援などでダンス予定日は週5〜6日と結
 構多忙になりました。
  今後も健康維持とボケ防止(本人はまだボケてないと思っているが)のため続け
 ていこうと思います。

 

「スタンダード タンゴ」


「ラテン優勝 左側」