スキューバーダイビング
                                  ダイダン株式会社
                                        東京本社 設計部
                                      橋本 明洋
はじめに
 私とスキューバーダイビングの出会いは、2011年に沖縄に訪問した際の体験ダイビングでした。
 その時の状況ですが、台風接近が接近中ということもあり、ガイドさん曰く「透明度が悪く、うねりもあり、最悪のコンディション」という環境でした。
 そういった最悪の条件でしたが、ダイビングの魅力に取り付かれ、そのまま趣味としてスキューバーダイビングを続ける事になりました。

1.スキューバーダイビングの魅力
 スキューバーダイビングとは、圧縮空気の入ったタンク(最近ではシリンダーと呼ぶそうです)などの水中呼吸用の器具を使い、潜水することです。
 スキンダイビング(素潜り)では息の続く間しか水中に留まることができませんが、器具を使用することで、長時間滞在することが可能となります。
 そのため、
  ・魚やウミガメなどの水中生物と一緒に泳ぐ
  ・サンゴ礁や海中洞窟といった地上にはない地形との遭遇
  ・無重力状態に似た浮遊感の体験
 といった体験をすることができます。
 「水中生物と一緒に泳ぐ」や「サンゴ礁や海中洞窟」というのは想像がつくと思いますので、「無重力状態に似た浮遊感」というのを少し詳しく説明したいと思います。
 水中では浮力が働きます。重量に対し浮力が足りないと海底まで沈んでしまい逆に浮力が大きすぎると水面に浮かんでしまいます。そのため、魚のように中層を泳ごうとすると、浮力を調整し重量とのバランスを取る必要があります。この
バランスが取れている状態のときは、装備している機材(総重量は約20kgほどあります)の重さを感じなくなり、なんとも言えない状態になります。










     仲間たちとの記念撮影 (慶良間諸島)              クマノミ (慶良間諸島)

2.ライセンスを取ろう
 こういった体験は、体験ダイビングと呼ばれる物でも経験することができます。ただ、体験ダイビングでは、例えるなら車の助手席に座っているような感じで、機材の操作は全てインストラクターの方に行ってもらうことになります。
そのため、私はもっと自由に潜りたいという欲求が強くなり、ライセンスを取ることにしました。
 スキューバーダイビングのライセンスは、Cカードとも呼ばれています。
 Cカードは、運転免許などの国家資格ではなく、民間の講習修了書です。また、認定団体も複数あり、主要団体では相互認証もされていますが、団体によって内容は少しずつ違うようです。
 講習の内容は、基本的に安全管理に係わる事が主となっています。スキューバーダイビングでは、特殊な機材を使い水中で活動するため、一歩間違うと死亡事故が起こります。そうならないように、工事現場と同じで安全教育を行い、その講習終了の証明書がCカードです。
 Cカードを取り安全管理を自分で行うことで、活動範囲を広げることができ、危険のない範囲でやりたいことができるようになりました。









      ウミガメ (慶良間諸島)                 ウミガメと遊泳 (慶良間諸島)









       青の洞窟 (沖縄本島 真栄田岬)          海上風景 (慶良間諸島 ボートから撮影)

3.潜りに行こう
 Cカードを取得し自由に潜れるようになると、やはり潜りにいきたくなります。
 関東から潜りに行くポイントとしては、主に伊豆半島に行く事が多いです。
 伊豆半島には、ダイビングポイントが多数あり、ポイントごとに水中の景色が変わるため、飽きがきません。
 一泊二日ぐらいのダイビング旅行であれば、伊豆大島も一押しです。伊豆大島へは竹芝桟橋からジェットフォイルに乗り90分で着くため、お手軽に行く事ができます。伊豆大島は、黒潮のルート上にあるため濃い魚影と、火山による地形 が楽しめます。
 長期の休みがとれるのであれば、やはり沖縄が別格です。台風後に海が濁って透明度が悪いという状況でも、10m~15mぐらいの視界が通っており、とても水がきれいです。(関東では、冬場のベストコンディションでも、視界は15m程度です)また、南方系のカラフルな魚が、サンゴ礁の上を泳いでいるのは癒されます。

マンタ (石垣島)

最後に
 今回のコラムでは、スキューバーダイビングを紹介させていただきました。
 スキューバーダイビングの面白さ、楽しさを少しでもお伝えすることができたのであれば幸いです。もし、ご興味が沸きましたら、体験ダイビングからチャレンジされては如何でしょうか。