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近畿地区見学会報告
近畿地区担当幹事 大久保 精之
   
実 施 日 平成30年11月29日(木) 15:00~17:00
見学施設 音羽電機工業株式会社 雷テクノロジセンター
  兵庫県尼崎市潮江5-6-20
参 加 者 10名
主   催 計装士会
協   賛 (一社)日本計装工業会
   
1.はじめに
 本年度の見学は、音羽電機工業雷テクノロジセンターを訪問しました。
 音羽電機工業様は、主に避雷器を製造販売されている会社です。その中で、雷テクノロジセンターは日本で唯一の雷試験専門の試験センターであり、2008年開所以来10年で約33,000人の見学者が訪れています。
 雷の持つエネルギーは約1億ボルトで10万アンペアあり、雷の被害はおよそ年間2,000億円から3,000億円とのことでした。航空機への直撃来も年間200回程度発生しており、航空機は落雷を前提に製造されているそうです。これらの避雷器に関する試験を行う試験場の雷テクノロジセンターを見学しました。
                                                 
2.施設概要
 同センターでは、世界最大クラスの雷発生器を用いて雷対策製品の開発や試験を日々行っています。また、雷に関する多くの資料が展示されていました。
 見学会では実際に雷対策製品や雷の発生の仕組みなどを学び、雷を疑似体験することで雷の世界に触れることができます。また、雷の受託試験を受け付けておりおりロボットや航空機などの試験を行っていました。
                                                 
3.見学内容
  ①まず専門のスタッフによって、雷の発生のしくみや見学の注意事項のレクチャーを受け、雷に関する説明やビ
   デオを鑑賞します。
  ②雷ミュージアムにて、雷に関する製品や資料を閲覧しました。また、飛行機に直撃する雷の貴重な映像もご紹
   介いただきました。









              
      雷の名前が付く神社や地名              避雷器の材料 (酸化亜鉛素子)










              
         カミナリ記憶カード               雷トリップブレーカリセット器


  ③実験施設では、雷の試験設備と専門のスタッフによる雷の発生のしくみの説明を受け、実際に試験設備を使っ
   て雷を発生させ避雷器(SDP)の効果を見ることができました。
   避雷器(SPD)の寿命は、特になく性能限度内であれば繰り返し性能を維持するとのことで、試験場のテス
   ト用避雷器は開所以来壊れることなく使い続けているとの事でした。
  ④そのた、関連会社による低圧・高圧用検電器の説明もして頂きました。

 集合写真

4.おわりに
 この度は、身近な避雷器ですが普段体験できない落雷を疑似体験できたことは大変有意義な見学会と感じました。
 最後に、関係各所の皆様のご協力で無事に見学会を遂行することができました、厚くお礼申し上げます。

                                               以  上