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活動報告(中国)

『校正における不確かさの使い方』

活動名『校正における不確かさの使い方』
講師
田村 純 講師
  三興コントロール㈱
  計測制御サービス事業部 校正技術部 部長
実施日平成29年(2017年)7月13日(木)14:00~17:00
場所㈱中電工 本店電気ビル 11階会議室
  広島県広島市中区小網町6-12
参加者23名
主催計装士会
協賛(一社)日本計装工業会
報告者中国地区担当幹事 久城 啓史
概 要(項目)

 【内 容】
     ① 計測と精度
     ② 計測と校正
     ③ 初めての不確かさ
     ④ 校正結果の見方
     ⑤ 試験、検査と校正
     ⑥ ISO 9001、ISO 17025

   標記の講義内容に対して、アンケート結果(回答22名)
    1)一番興味があった件は
     ①真の値は存在しない‥‥‥‥‥‥・・・・・ 7名
     ②偏差(誤差)とバラツキ‥‥‥‥・・・・・・・・・ 5名
     ③不確かさの定義‥‥‥‥‥‥‥‥・・・・・ 3名
     ④精度の定義‥・・・・‥‥‥‥‥‥‥‥‥・2名
     ⑤校正について‥‥‥‥‥‥‥・・・・・・・・・・2名
     ⑥計器使用における外乱‥‥‥‥‥‥‥・ 1名
     ⑦有効期限の意味‥‥‥‥‥‥‥‥・・・・・1名
     ⑧ISO 17025について‥‥‥‥・・・・・・・・・・・1名

    2)勉強会の希望テーマについて
     ①海外のプラント計装について
     ②品質保証(QA)について
     ③計装工事の実例
     ④計測・校正機器の構造と使用方法
     ⑤計装工事の今後

田村講師勉強会の様子
所 感

 多数の方が、「不確かさ」についての分かり易い説明と奥深い内容に 興味を持ち、知識が広がったと書かれていました。
 また、「不確かさ」=「誤差」と思っていた私も、精度と校正および 国際標準の流れついて分かり易く説明していただき、その奥深さに魅了 されました。
 最後に、今後とも、田村先生による計装士のための講義継続と、益々 お元気で活躍されることを切に願います。

以 上