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活動報告(中部・北陸)

「再生可能エネルギーとその利用技術」

活動名「再生可能エネルギーとその利用技術」

講師
福田 一成 講師
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー マーケティング本部 部長
実施日平成27年(2015年)10月1日(木)13:00~16:00
場所日本ガイシフォーラム 第一研修室 (日本ガイシホール東隣 旧サン笠寺)
 名古屋市南区東又兵ヱ町5-1-16
参加者20名
主催計装士会
協賛(一社)日本計装工業会
報告者中部・北陸地区幹事 柏原 達司
はじめに

  中部・北陸地区では平成27年度の上期活動として、上記の勉強会を開催しました。
以下、概要をご報告いたします。

講演内容について

 ①. 再生可能エネルギーとは
    ・再生可能エネルギーの定義・意義
    ・我が国の再生可能エネルギー推進の歴史
    ・今後の導入と技術開発の見通し
 
 ②. 各種再生可能エネルギーの特徴と課題
 
 ③. 再生可能エネルギー利用技術
 
 ④. 欧州最新事例
    ・リヨンスマートコミュニティ実証事業
    ・ドイツにおける太陽光
    ・風力大量導入エリアでの需給制御

講習風景
所 感

 あいにくの雨にもかかわらず、皆さん参加していただきありがとうございました。
 「2030年度長期エネルギー需給見通し」については経済産業省より発表され、皆さんも関心をもたれたのではないかと思います。
 東日本大震災に端を発したわが国のエネルギー自給率の低下を、東日本大震災以前を上回る水準まで改善することを目指していく上で、再生可能エネルギーは、原発依存度を下げながら目標を達成するためには欠かすことの出来ない技術であり、各種再生可能エネルギー利用技術の特徴、及びそれぞれの技術が抱える課題について解説していただきました。
 欧州最新事例の「リヨン・コンフルエンス地区スマートコミュニティ実証事業」の視察状況については、国内でも新しいまちづくりとして各所にて取り組みが進む「スマートコミュニティ構想」に関して参考になりました。
 太陽光に偏った再生可能エネルギー導入から、自然環境に左右されない多様な技術による需給の確保と、より一層の省エネルギーの進展に伴うこれからのエネルギー環境の変化に思いを馳せつつ有意義な講義を受けることが出来ました。
 講師を引き受けていただきました福田一成様には、今後も健康に留意しつつ更にご活躍されますことを願い、改めまして御礼を申し上げます。ありがとう御座いました。

以 上