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活動報告(中部・北陸)

みなとアクルスエネルギーセンター

活動名みなとアクルスエネルギーセンター 
実施日令和元年(2019年)12月10日(火) 14:00~16:00
場所みなとアクルスエネルギーセンター 
  愛知県名古屋市港区港明 2-2-2
参加者29名
主催計装士会
協賛(一社)日本計装工業会
報告者中部・北陸地区担当幹事 小池 敏明
概 要

 先進のスマートエネルギーシステムの見学
   ●ガスコージェネレーション、太陽光発電、NAS電池など環境に配慮した電力供給システム
   ●排熱回収型冷温水機、バイナリー発電機、運河水利用ヒートポンプなど熱利用の高度化
   ●電気・熱・情報のネットワークCEMS(コミュニティ・エネルギー・マネジメント・システム)によるエネルギーマネジメント

エネル―センター内ロビ―
1.はじめに

 令和元年度の中部・北陸地区計装士会見学会は、名古屋市南部の港区に位置し、未来のまちスマートタウンを目指す「みなとアクルス」のエネルギー供給施設である「みなとアクルスエネルギーセンター」を見学しました。
  12月に入り寒さが厳しくなりつつあるなか好天に恵まれ風も無く穏やかな1日でした。年末も近づき慌ただしいなか多数の皆様にご参加いただき感謝いたします。

2.見学報告

(1)概要説明について
  「みなとアクルス」のスマートタウン実現に向けた開発背景、開発コンセプト、開発概要などを説明していただきました。また、まちの特徴として、「みなとアクルス」の語源にもなっている、AQUA(運河・自然に親しみ、こころ潤うまち)、LINK(人と人、人と地域をつなぐ笑顔咲くまち)、SMART(スマートエネルギーを実現し、進化するまち)について説明をしていただきました。

概要説明

(2)施設見学について
  スマートエネルギーシステムを構成しているガスコージェネレーション、バイナリー発電機、蒸気吸収式冷凍機、運河水利用ヒートポンプ、ガス焚きジェネリンク、NAS電池など省エネルギーを実現する熱源設備を見学することができました。
  また、屋上からは緑の多い自然豊かな都市空間や地域との共生を実現している事が実感できる既存エリアの風景を見ることができました。
   環境に優しい省エネルギーを実現するモデル地区というだけでなく災害時における地域へのエネルギー供給体制や地震・津波対策など地域との連携を実現している点が特に印象に残りました。

施設内見学

3.アンケートについて

 参加者の皆様に回答いただいたアンケートの結果については、概ね、「面白かった」「理解できた」「役に立ちそう」との高評価を多くいただきました。また、ほとんどの方からこのような施設見学会にまた参加したいとの回答をいただきました。意見としては、今回のように名古屋周辺だと参加しやすいとの意見をいただきました。

集合写真
4.おわりに

 当日の案内や説明をしていただきました、東邦ガス株式会社様、並びに今回の見学会にご協力いただいた関係各位に感謝し御礼を申し上げます。

以 上