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活動報告(東北・北海道)

『プラント計装工事における設計の現状と今後』

活動名『プラント計装工事における設計の現状と今後』
講師
村重 宜宏
千代田システムテクノロジーズ㈱ 経営企画室 室長
実施日平成25年(2013年)10月23日(水)14:00~16:30
場所ハーネル仙台 6F
宮城県仙台市青葉区本町
参加者15名
主催計装士会
協賛(一社)日本計装工業会
報告者東北・北海道地区担当幹事 川崎 久
はじめに

 平成25年度東北・北海道地区の勉強会を、平成25年10月23日にハーネル仙台にて実施いたしましたので、ご報告申し上げます。

講習内容

 テーマ:『 プラント計装工事における設計の現状と今後 』

 【前 半】プラント計装工事設計 ~国内プロジェクトと海外プロジェクトの違い ~

   A.プラント計装工事設計の現状
    1.計装工事の種類
    2.計装工事設計
    3作成する図面とその内容
    4.計装工事設計の課題

   B.プラント計装工事設計の今後
    1.計装工事設計の体制
    2.標準化の推進
    3.eICL ( Instrument Construction List )
    4.eMTO ( Material Take Off )
    5.eBOA ( Bulk Order Assistance )
    6.計装工事設計ガイド

 【後 半】~ 2D-CADの現状と今後  3D-CADの現状と今後 ~
   ・2D-CADの現状と今後
    1.目的
    2.計装設計における2D-CADの位置状況
    3.CADとは
    4.CADの歴史
    5.CADのシステム概要
    6.Auto CADとMicrostationの相互性
    7.3Dから2Dへの転換
    8.エンジニアとして知っておくこと

   ・3D-CADの現状と今後 ~
    1.目的
    2.3D設計の背景と今後
    3.3D事例説明
    4.3D設計Work Flow
    5.3D設計のActivity
    6.3D ModelingからのOutput Data
    7.3D設計のメリット
    8.3D設計現状の問題と改善案
    9.3D統合設計連絡会の紹介
   10.3Dコーディネーターの紹介

村重 講師
勉強会の様子
まとめ

 講師である村重様より、カタール、サハリンなどでの豊富な海外経験を踏まえて、プラント計装工事についてご講演頂きました。 海外プロジェクトでのノウハウについて実体験をまじえた内容は、大変分かりやすく興味をそそる内容でありました。特に海外での図面の早期作成と資材の納入時期の重要性。作成する図面の種類と内容、規格の記載方法。
 また施工するサブコンの技量に合わせた作図の必要性など、国内の計装工事との違いも多く楽しく拝聴させて頂きました。
 また2D-CAD、3D-CADの活用方法、メリットなど今後に業務につながる内容も有り大変勉強になりました。
 講師の村重様にはご多忙中にもかかわらず、ご講演頂き改めて厚く御礼申し上げます。

以 上