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活動報告(近畿)

キューピー株式会社 神戸工場

活動名キューピー株式会社 神戸工場
実施日平成30年(2018年)2月15日(木) 13:00~17:00
場所キューピー株式会社 神戸工場
  兵庫県神戸市東灘区深江町27-1
参加者19名
主催計装士会
協賛(一社)日本計装工業会
報告者近畿地区担当幹事 堀田 保
1.はじめに

 平成29年度近畿地区の活動として、2月15日に上記見学会を開催しましたので、 以下に概要を報告致します。

2.キューピー株式会社 神戸工場

 (1)見学施設概要
    神戸市に新設した「キユーピー神戸工場」は、2016年10月に操業を開始しました。
    国内に工場を新設するのは10年ぶり、マヨネーズの主力工場としては、 45年ぶりとなります。
    主な製造品目は、「キユーピーマヨネーズ」「キユーピードレッシング」など、 家庭用調味料の基幹商品、および業務用のマヨネーズ・ドレッシングです。
    神戸工場は、グループのモデル工場と位置付け、環境に配慮した省エネ設計、 最新技術の導入により効率化・高品質化を目指しています。
    マヨネーズの充填ラインでは、従来設備と比較して約2倍のスピードアップを図り、タイムリーな生産がよりたやすくなっています。
    神戸工場の調味料生産量は、グループの全調味料の約3割を占め西日本のマザー工場として主力製品の製造を担っています。

 (2)見学内容
   【ホール】
    野菜や卵の知識、キユーピーグループのものづくりへの想い、商品の歴史が楽しみながら学べます。
    自由に触りながら選んで学べる展示ゾーンになっていて、お子様連れでも楽しめるような工夫が施されていました。

   【映画鑑賞】
    マヨネーズやドレッシングの作り方や野菜についての映画を鑑賞しました。
    マヨネーズ誕生秘話
    発祥:地中海のメノルカ島
    リシュリュー侯爵が港町マオンでお肉に添えてあるソースに出会う。
    味を気に入りそのソースを「マオンのソース」として紹介した。
    それが「マオンネーズ」になり、のち「マヨネーズ」となったと言われています。
    日本初のマヨネーズ誕生
    創始者中島董一郎はアメリカで缶詰の勉強をしていました。
    当時からアメリカでは、日常的に野菜サラダが食べられていました。
    その調味料はマヨネーズでおいしくて栄養価も高いと注目し、 帰国後日本人の体格向上を願って、当時の輸入品を比べて約2倍の卵黄を 使ったといわれる栄養価の高いマヨネーズを日本で発売しようと考えました。
    1925年3月ついに、日本初のマヨネーズの製造に踏み切ります。
    商品名は「キユーピーマヨネーズ」。
    誰からも愛されるようにと名付けられたそうです。
    由来は、「キューピーちゃん人形」ですが、社名は小字を用いず 「キューピー」ではなく、「キユーピー」です。

   【製造工程の見学】
    ドレッシングの製造工程を担当者の方に説明されながら見学しました。
    写真撮影不可でしたが、包装ラインなど最先端の設備に感嘆しました。
    製造工程の概要
    原料到着→原料の品質検査→調合→充填→キャップ締め→印字→包装→箱詰め→出荷となり、ドレッシングの製造ラインでは、ドレッシングの充填、ラベル貼り、 箱詰めまでの工程を見学しました。
    ドレッシングの瓶が流れていく速さには驚きです。
    次回機会があれば、マヨネーズの製造工程も見学したいと思います。

   【試食】
    野菜スティックと一緒に様々なドレッシングやマヨネーズの試食をしました。
    マヨネーズ・ドレッシングを色々比較しながら食べることはなかったので、非常に良い体験となりました。

   【土産】
    ドレッシングのお土産を頂けました。

試食       
集合写真

”ようこそキューピー神戸工場へ”

5.おわりに

 今回は、年度末の多忙にもかかわらず多くの方、また多数の会社の方に ご参加いただくことができ、皆さまには心からお礼を申し上げます。
 大変有意義な見学会になったと感じております。
 キユーピー神戸工場においては、厳選された原料を使用し、こだわりの製法で おいしいマヨネーズをつくっているということを強く感じました。
 次回も多数参加していただけるような見学会を企画していきたいと思います。
 最後に今回の見学会にご協力いただいた、キユーピー株式会社様はじめ、 関係各位に厚く御礼申し上げます。

以 上