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活動報告(近畿)

アズビルの中央監視システムの紹介

活動名勉強会「アズビルの中央監視システムの紹介」
実施日令和6年(2024年)9月2日(月)14:00~15:30
場所アズビルイノベーションプラザ
大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・サウス18階
参加者11名
主催計装士会
報告者近畿地区幹事 秋月 成夫

はじめに

計装士会近畿地区では令和6年度上期活動として、上記の勉強会を開催しました。

以下概要を報告します。

概 要

1.挨拶並びに講師紹介

2.中央監視システムsavic-netG5 概要説明

3.中央監視システムsavic-netG5 実機によるデモーション

4.ビル向けクラウドサービス 紹介と実機によるデモーション

5.質疑応答

講義内容

・計測と制御の技術を元に建物に関わる全ての人に快適・安全・安心を提供する。

・日本の建物用途や気候風土に適した製品、アプリケーションを提供。

・建物内の各種設備を監視するビルオートメーション(BA)システムを自社開発・自社製造している。

2.savic-netG5 ポイント

 省エネルギーと快適環境の両立を信頼性の高いシステムで実現させている

①オープンなシステム

 ・BACnetやModbusといったオープン通信で設備、機器を一元管理

 ・各種オープン通信に対応したシンプルなシステム構成

 ・他社機器を取り込んだシステム構築が可能

②シンプルかつ拡張性の高いシステム

 必要に応じて増設、拡張が可能で高い費用対効果でシステムが構築できる

③優れた操作性

 ・視認性に優れた画面

 ・知りたい情報に素早くアクセスできる

 ・アプリケーションウィンドウの複数表示

④省エネルギー

 ・建物のエネルギー消費を最適化し、ランニングコスト低減に貢献

⑤長期安定稼働に向けて

 ・販売終了後10年間は保守用交換部品を確実に供給できる体制を整えている

 ・BAシステムメンテナンスサービス

 ・ビル支援サービス

 ・サポート体制

3.ビル向けクラウドサービス

  エネルギー管理、設備保守管理、テナントサービスなどの機 能を従来の現場に設置していた専用システムに代わりクラウドサービスとして提供

メリット①柔軟な利用形態が取れる

    ②タイムリーなアップデートと外部情報の活用ができる

    ③導入コストと、サービス料金が安価

4.所 感

  本勉強会を通じて、顧客に最新の機器を提供するためには、 常に最新の情報を集める継続的な努力が必要であると改めて認識いたしました。

新しい技術を採用することは、現場の施工効率化にも大いに役立つと考えます。

今後も計装士会の会員の皆様の技術向上に寄与できるような、新技術、新製品紹介に関する勉強会、講習会、見学会を企画してまいります。

最後に、今回の勉強会開催のため、多大なご尽力をしていただいたアズビル株式会社関係者および計装士会の関係者の皆様には深く感謝すると共に、厚くお礼申し上げます。

以 上

林田 憲幸 講師
飯嶋 貴 講師
杉村 友里絵 講師
講演風景

執筆者 秋月 成夫

ダイダン株式会社 大阪本社    

技術管理部品質課 参与